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忍が通る獣道

忍者の気持ちになって考える

2024.03.28
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2006.10.22
日本ではブログのシステムといえば Movable Type (MT)が大きな存在ですが、海外では WordPress のが人気は高いようです。レンタルサーバーや開発者が Perl スキスキな日本と、MySQL + PHP (+ Linux + Apache)が主流の海外の国情の違いかもしれませんが。

海外のレンタルサーバーで遊んでたのは、PHP + MySQL の環境を試すためでもあったのですが、中でも WordPress はかなり良いモノだなぁと感じました。製品のデキだけではなく、テンプレート(Theme)やPluginの豊富さと完成度、対象とするサイトの規模、CMS 的な応用範囲の広さ、そんなところが個人サイトの要求にぴったりの気がします。

XOOPSDrupal, Joomla!, Geeklog はいかにも大げさすぎますから。

WordPress を使ってみたいなら



とりあえず WordPress を使ってみた場合、大きく分けて2つの方法があります。

  • ASP(レンタルブログ)
  • WordPressを最初からインストールしてある環境を提供するレンタルブログを利用する。
  • hosting(レンタルサーバ)
  • PHP + MySQL の環境を提供するレンタルサーバを借りて、自分で WordPress のインストール・設定を行う。


前者は WordPress をイジリ倒す楽しみは無い場合が殆どです。単純にレンタルブログとして利用するなら、FC2ブログでも使ったほうがよっぽど便利で自由が利くかもしれません。ただし、後述するある理由により、WordPress.com に登録するのはお勧めしておきます。

後者は WordPress をイジリ倒すという目的なら避けられません。もちろんレンタルサーバではなく自宅鯖でも構いませんが、自宅鯖は継続的な運用は難しいでしょう。海外無料鯖でも、サービス継続性に関しては信用できません。国内のレンタルサーバでは、PHP + MySQL の環境を提供する安価なプランが増えてきたので、継続的な運用を考えるなら、そうした有償のレンタルサーバを考慮すべきでしょう。

WordPress を提供するASP(レンタルブログ)



  • WordPress.com
  • WordPress 開発者の会社、AUTOMATTIC の提供する無料サービス。カスタマイズ性は殆ど無いが、WordPress にまだ搭載していない機能が実装されていたりして興味深い。現在 WordPress.com API key の取得にはこのサービスの登録が必要。
  • @WORD
  • (有)アットフリークスの提供する無料サービス。現在 WordPres ME 2.0x ベースのようです。登録時の状態ではカスタマイズの自由度は殆どありませんが、別途FTP利用申請を行うことで、ホスティング環境に近い自由なカスタマイズが可能になります。
  • Blogsome
  • 海外の無料サービスですが、日本語の記事を書いてる方も居ます。カスタマイズの自由度は殆どありません。WordPress のバージョンは古いかもしれません。同系列のサービスに Blog Ireland があります。


パターンとして WordPress.com と何か別のサービスをペアで使うというのがオススメです。例えば、こんな感じで…

  1. WordPress.com + @WORD
  2. WordPress.com + 海外無料レンタル鯖
  3. WordPress.com + 国内有料レンタル鯖



理由は…

  • 非常に強力な spam filter である Akismet WordPress Plugin を利用したい場合には WordPress.com API key が必要なので、必然的に登録。

  • RSS による Import を利用した簡単なバックアップを行うことができる。(その場合、WordPress.com のブログは Options >> Privacy で member only にするといいかも)

  • 現状の WordPress が単独ではサポートしていない Export の機能を持っている。



もちろん他の spam filter を使うのもOKですし、バックアップ手段は Plugin だろうが DBダンプだろうが一杯ある訳なのですが、操作に慣れるといった側面もあります。WordPress を使う上で、取っといて損は無いアカウントかなと思います。

WordPress をhosting(レンタルサーバ)環境に導入する


実際にhosting(レンタルサーバ)環境に導入するにあたっては、WordPress.com との連携の他に、Google account も一意で対応させたほうが都合がいいです。
Photobucket - Video and Image Hosting
WordPress.com に実装されているアクセス解析が Google Analytics であるので、同様に Google Analytics を入れてしまえというのがあります。
また、WordPress の管理者アカウントがメールアドレスに紐付けされているので、専用のメールアドレスを用意すると判りやすいというのもあります。
それを踏まえて、関係するアカウントを全て、それ用に作成した単一のメールアドレスで管理するという方法を取ってみました。

WordPress に関する書籍(日本語)


少し前までは考えられない状況ですが、2006年に入って立て続けに出版されています。
4839921695WordPress標準ガイドブック―導入&基本操作からフルチューンまで
マクラケン 直子

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参照URL:


WordPress › Free Blog Tool and Weblog Platform
WordPress.com » Get a Free Blog Here
WordPress Japan
はてなリング - WordPress


関連URL:


@WORD 環境での WordPress ME 2.0.9 へのアップグレード
WordPress レンタルサービスが増えてきました
WordPress を @WORD で試してみる
レンタルサーバーは無料で試さないと怖いかも

…長くなったのでここまで(^^
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